事業内容
事業について
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防災・保全・維持管理
河川砂防
命の源「水」の基は雨ですが、長雨や集中豪雨などにより悪影響も引き起こします。中でも人命に関わるような重大な災害に対して、ハード・ソフト面で対策する必要があります。洪水、土石流、急傾斜地、地滑り地対策等に有効で安全な施策の立案から補修対策の提案も行い、安全で快適な環境を実現します。
GIS(Geographic Information System)
GISは地球上に存在する地物や事象はすべて地理情報ととらえますが、これらをコンピューターの地図上(デジタルマップ)に可視化して、情報の関係性、パターン、傾向をわかりやすいかたちで導き出すのが GIS の大きな役割です。情報をもったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示できる高度な分析や迅速な判断を可能にする技術です。弊社では、GISを利用した各種業務を行っています。
各種点検(橋梁点検)
安全かつ円滑な交通を確保することを目的として、5年に1度、橋梁の定期点検が実施されています。安全性や使用性に悪影響を及ぼしている損傷を早期に発見することで、適切な措置を講ずることができ、橋梁の長寿命化につながります。橋梁点検では近接目視、必要に応じて触診や打音等の非破壊検査等を併用し、損傷状況の把握を行い、橋梁の健全性を診断します。
橋梁耐震・補修設計
橋梁補修設計
高度経済成長期以降に多くの橋梁が架設され、老朽化が進む橋梁の点検や補修等の維持管理が求められています。橋梁補修設計では、既存資料の収集・現地調査を行い、現状の把握や老朽化を促進する劣化原因を特定します。その結果を踏まえ、補修の必要性を判断し、補修後の効果やトータルコストの縮減等を考慮して適切な補修工法を選定し、設計を行います。補修設計を行い、橋梁を計画的に維持管理することにより、利用者の安全・安心の確保や維持管理に係るトータルコストの縮減を図ることができます。
橋梁耐震補強設計
最近では毎年のように風水害、土砂災害等の自然災害が発生しています。今後は巨大地震の発生等も懸念されることから、既設橋梁の耐震化が必要となっています。橋梁耐震補強設計は、既存資料の収集・現場調査を行い、現状を把握した上で現行基準に基づいて補強の必要性を判断します。補強が必要と判断した場合は、目標とする耐震性能を確保できる適切な補強工法を選定し、設計を行います。